【VR/ASMR】final E500【映画鑑賞にも!?】

コンニチハ!masaです!

今回は有名オーディオブランド “final" から発売されている、ちょっと変り種の有線イヤホン『E500』のご紹介です。

今年は暖冬だと言われていますが、ここ数日は寒い日が続いており自転車通勤には堪えます。新型コロナウィルスも連日報道されており、家で過ごす時間が多い今日この頃です(単に出不精なだけ)。

ところで皆さんは家で何をして過ごされますか?私は最近YouTube等の動画配信サイトを鑑賞することが多いのですが、テレビは奥方に独占されておりまして使えず、スマートフォンでは画面が小さく物足りないので、動画配信サイトで映画を見る時はVRディバイス『Oculus Go』を使用しています。

Oculus Go』はPCとの接続を必要とせず、簡単な3Dゲームや3D映像などを手軽にできるところが魅力ですが、私はもっぱらこれに標準インストールされているブラウザで『amazon prime video』の映画を鑑賞しています。

Oculus Go』で映画を観るメリットですが、

  • 映画館で観ているような大画面で迫力十分!
  • 没入感がすごい!映画に集中出来る!
  • 画面の位置が調整可能だからソファ等に横になっても観れるので楽チン!

Oculus Go』を購入してから映画を観る回数が増えた訳ですが、唯一不満だったのが『音』で、Oculus go 本体の両耳近くにスピーカーがあり音質は意外と悪くないのですが、ある程度音量を上げないと声音を聞き取ることが出来ず、周りにいる人に丸聞こえになることです。

Oculus Goにはイヤホンジャックが有るので以前よりイヤホンを探していたのですが、声優の小岩井ことりさんが自身のTwitterで“Hなイヤホン"として紹介し有名になり、税込2020円とお手軽な価格の『final E500』を購入してみました。

E500 の特徴

このE500、他の音楽鑑賞用のイヤホンとはちょっと違うコンセプトで開発されており、バイノーラル作成させたVRやゲームの音源を聴くことに特化して開発されているということです。

バイノーラル録音とはステレオ録音方式の一つで、人間の頭部の音響効果を再現するダミー・ヘッドやシミュレータなどを利用して、鼓膜に届く状態で音を記録することで、ステレオ・ヘッドフォンやステレオ・イヤフォン等で聴取すると、あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現できる、という方式である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

簡単にいうと、通常使用される2chステレオ方式で作成された音源は左右の広がりしか表現できないのに対し、バイノーラル作成された音源は上下左右から聞こえてくるような空間を再現できる、ということですかね。

バイノーラル録音に使用されるダミーヘッド(通称ダミヘ)

E500 開封

それでは開封していきましょう!白を基調としたE500の外箱を開封すると…

中にビニール袋に入れられたイヤホン本体と付属品が入っています

イヤホン本体です。本体とケーブルは黒で統一されています。

イヤホン本体の材質はABS樹脂です。ハウジングが小さいですね。ハウジングを小さくし耳の中で自由に動かすことが出来ることにより、イヤーピースが鼓膜の方向に向くよう調整できます。

イヤホン本体に右耳側および左耳側用を表す「R」「L」はあるのですが、非常に見にくいです。付属のイヤーチップは音導管部分のシリコンが同サイズで赤とグレーに色を分けてくれていますので、右側に装着するイヤーピースを赤と決めておけば装着する際迷うことが無いと思います。

イヤーチップはSS/S/M/L/LLの5サイズが同梱されています。これだけでも1000円近くするんじゃないかな。イヤーチップメーカーとしても有名なfinalさん、さすがですね!

プラグは3.5mmアンバランスで金メッキされています。ケーブルも柔らかく扱いやすいです。

音質

音質の感想です。今回はバイノーマル録音された動画、バイノーラルで録音されていない映画、音楽鑑賞での使用でチェックしたいと思います。

バイノーラル録音された動画

Finalのホームページにある動画をiPadで試聴してみました。バイノーラル録音されたものを初めて体験しましたが、音が自分を中心に360°の方向から聞こえてきます。実際には両耳に着けたイヤホンから音が出ているはずなのに不思議ですね。特に下にlinkさせた動画の0:25秒あたりのゴルフボールを打っているシーンで、ゴルフボールが後ろのガレージにぶつかって「ガシャ!」という音が、本当に自分の後ろで何かぶつかったと思って思わず振り返ってしまいました。

バイノーラルで録音されていない映画

これが今回一番の目的で、Oculus GoでE500を使用して映画鑑賞をしてみました。amazon video で最近配信開始された『JOKER』をレンタルしました。これ、観たかったんですよね。名優さん達は何故この悪のカリスマに魅了されるのでしょうね。

E500は音の分離感がかなりあると思いました。セリフとBGMがはっきりと分離されて聴こえます。足音は下から聴こえ、ドアを閉めた音もドアのある方向から聞こえてくるような気がします。特にバイノーラル録音された音源では無いのに不思議です。サラウンドスピーカーで映画を観るような迫力は無いのですが、これはこれで面白いと思います。

音楽鑑賞

E500は音楽鑑賞用イヤホンとは開発コンセプトが違うため本来は向かない筈ですが、Twitter を読んでいるとE500で音楽を聴いている方が思いの外多くいます。試してみると高音域、低音域の厚みが足りない感じがするのですが、ボーカルの音が近くに感じられ、宇多田ヒカルの「花束を君に」を聴きましたが耳もとで歌っている感じがして、曲によってはE500で音楽を聴くのも有りだと思いました。

E500 まとめ

今回は主にOculus Go での映画鑑賞が目的で購入しましたが、音の分離感と臨場感がなかなか気に入りました。他にもASMRで声優さんたちが色々なシュチュエーションで耳下で囁いてくれる動画がYouTubeに有ります。値段も2020円と破格なので試してみる価値はあるかなと思います。

それでは、また!

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