【コスパ最高!】TaoTronics SoundLiberty 79 レビュー

2020年5月10日

こんにちは、masaです。

先日、King Gnuのギター、常田大希の別プロジェクト millennium parade の新曲"Fly with me"があの攻殻機動隊 シリーズ最新作「攻殻機動隊 SAC_2045」の主題歌に決定したニュースがありました!NETFLIX全世界同時配信、世界中でも人気な攻殻機動隊なので、Daiki Tsunetaの名が世界中でメジャー になりそうです!ほんとスゴイ‼︎

さて今回は「TaoTronics SoundLiberty 79」のレビューです。

TaoTronics社について

TaoTronicsはどういったメーカーなのでしょうか?

[以下TaoTronicsのホームページより抜粋]

“TaoTronics [タオトロニクス]は2008年に設立された、オーディオ・家電ブランドです。アメリカからスタートし、現在では日本、ヨーロッパ、アジアなど、グローバルで展開しています。ワイヤレスイヤホンやLEDライトなどをはじめとする、先進的なテクノロジーを搭載した私たちの製品は世界各国のユーザーの方々から高い評価をいただき、今では全世界に3,000万人以上の方々にご愛用頂けるまでに成長いたしました。"

TaoTronicsのワイヤレスイヤホンは安価ながら高品質で日本でも人気となっています。以前、TaoTronicsの「SoundElite 72」を使用していたことがあり、5000円以下のワイヤレスイヤホンとは思えないサウンドでお気に入りでした。完全ワイヤレスイヤホンの市場はApple AirPods pro等の高級路線が進んでいきそうな感じがしますが、一方でTaoTronicsのような低価格でも高音質でコスパに優れたモデルもあり、ユーザーとしては選択肢が増えて助かります。

SoundLiberty 79 レビュー

さて、そんなTaoTronicsが最近日本で発売したモデルが今回ご紹介する「SoundLiberty 79(以下SL79)」です。

TaoTronicsはamazonの販売サイトで税込7999円で販売されていますが、1500円割引クーポンを配布しており、それに加えて期間限定で20%offのLINE限定クーポンを配布していました。2つのクーポン併用で5000円を切る値段だったので、思わず購入してしまいました。

LINE限定クーポンは定期的に配布するようなので、購入する際はTaoTronics Japanをフレンド登録しておいて、クーポン配布が無いかチェックしてみるといいと思います。

開封

外箱は見た目非常にシンプル。だけどSL79を模った透明なシールが貼ってあり結構おしゃれです。

中身もシンプル。

充電ケースは小さく丸っこくて可愛いです。全体的にマッド地で仕上げられチープな感じはしません。

充電用USBはTaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホン初のUSB-typeCが採用されました。

ケースの充電がどのくらい残っているか分かるよう、前面に4つのインジケーターがあります。イヤホン本体を収納し5秒後くらいすると左右のインジケーターが点灯し、今イヤホン本体が充電されているかどうか確認できるようになっています。

メーカー説明によるとイヤホン本体で最大8時間、充電ケース併用で最大28時間の音楽再生が可能となっています。

イヤホン本体も充電ケースと同じくマット地で仕上げてありますが、TaoTronicsのマークが艶ありで仕上げてあり、イヤホン下部分のメタリック感がカッコいいです。このデザインが気に入って購入したんんですよ。

耳に引っ掛けるイヤーウィングはシリコンパーツで出来ており、好みによってイヤーウィングなしのシリコンパーツに交換できます。

付属品はイヤーチップS・L(Mはイヤホン本体に装着済み)、シリコンカバー(イヤーウィングなし)、充電用USB−typeCケーブル、説明書です。

SL79の良いと感じたところとイマイチと感じたところ

SL79の良いと感じたところとイマイチと感じたところを以下にまとめました。

良いと感じたところ

・モニターイヤホンライクな形状で装着感が良い
・充電ケースが小さく持ち運びに便利
・IPX7の防水性能でお風呂でも使えちゃう
・保証期間が最大30ヶ月と長い

イマイチと感じたところ

・シリコンカバーにホコリが付きやすい
・Qi充電に対応していない
・apt-xのコーデックに対応していない

モニターイヤホンライクな形状で装着感が良い

イヤホン本体は小さくないのですが、形状がモニターイヤホンライクな形で耳にうまくフィットし装着感が良いです。装着した際も耳からはみ出すことなく、他人から見た場合スタイリッシュに感じると思います。

操作は側面がタッチセンサーになっており、イヤホン本体で再生・停止・音量調整・曲送りと曲戻しの操作が可能です。

タッチセンサーは誤操作になることが多く個人的にはあまり好きではないです。SL79も最初うまく操作できなかったのですが、SL79のタッチセンサーは指をタッチした時に反応するのではなく、タッチして離した時に反応することが分かり、それを意識的に行うことでほとんど誤操作が無くなりました。

充電ケースが小さく持ち運びに便利

充電ケースがとてもコンパクト。私は外出する際、充電ケースをポケットに入れることが多いのですが、SL79はすっぽりポケットに入ります。デザインも丸くて可愛いのですが、手に取った時にツルッと滑って落としそうになったことがあるので注意してください。

IPX7の防水性能でお風呂でも使えちゃう

イヤホン本体にIPX7の防水性能があり水没しても大丈夫です。お出かけ中に雨に濡れても全然平気です。試しにイヤホン本体を装着したままシャワーを浴びてみましたが音楽が途切れる事なく快適に使用できました。タッチセンサーの操作も問題なくできました。

保証期間が最大30ヶ月と長い

通常保証12ヶ月に加えて、amazon のTaoTronics直販アカウントから購入し会員・製品登録をすると+18ヶ月となり最大30ヶ月までの延長保証サービスが有ります。通常保証は12ヶ月が多いので、それだけ品質に自信があるのでしょう。安心ですね。

シリコンカバーに埃が付きやすい

ここからイマイチと感じたところです。

イヤホン本体にシリコンカバーが付いているのですが、このシリコンカバーに埃が付きやすく汚れて見えてしまいます。防水性能が高いのでイヤホン本体を丸洗いすればキレイになりますけどね。色違いでホワイトが発売されたら埃が目立たなくなるのにな。

Qi充電に対応していない

欠点という訳ではありませんが、Qi充電に対応してほしいですね。USB-TypeCで急速充電できるので十分なのですが、やはり置くだけで充電できるのは慣れちゃうと便利なんです。

apt-xのコーデックに対応していない

コーデックはSBCとAACに対応。iPhoneユーザーはAAC対応なのでいいんですが、androidユーザーはAACより高音質なapt-xに対応していないのでちょっと残念ですね。

音質

今回もIphone8、音源はSpotify、AACコーデック、音量は50〜60%でテストしました。

曲はKing Gnuの常田が率いるmillennium paradeの「lost and found」。

音質なのですが、バランスのとれた良い音質だと思います。全体的にフラットなのですが若干低音寄りなチューニングで、フラットな音質に有りがちな「音はいいけど迫力が無く退屈」ということはありません。若干音の厚みが足らない感じがしますが、音楽を楽しむには良い感じのバランスで個人的には好みです。低音がリズム良く響き、音場も広く特に左右の広がりを感じます。中高音もこもること無くクリアに聴こえてボーカルの声も前面に出てきますが、ボーカルの音の定位がやや不安定な感じがしました。

そこでイヤーチップを他社製のものに交換。何種類が試した中で一番良かったSONY ハイブリットイヤーピース EP-EX11で再度聴いてみたところ、音場の広さを保ちつつボーカルの定位もはっきりし、ボーカルが左右の中心から聞こえるようになりました。付属のイヤーチップを交換することでこのイヤホンの本来の実力が発揮できると思います。

まとめ

低価格帯のイヤホンのレビューでよく「この値段の割には音が良い」と書かれていることがありますが、SL79は「お値段以上の音質」だと思います。先日eイヤホンで1万円前半の完全ワイヤレスをいくつか試聴させていただきましたが、それらと比較しても劣らない音質だと思います。ただイヤーチップの交換は必須です。加えてIPX7の高い防水性能を考慮すればかなりコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンだ思います。興味ある方はTaoTronicsから割引クーポンが発行されていないかチェックしてみてくださいね。5000円以下で購入できれば、かなり満足度の高い商品かと思います。

それでは、また!

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