AVIOT TE-D01d mk2 レビュー ①

2020年1月5日

こんにちは。

音楽を聞く時はスマートフォンを利用する方が多いと思います。イヤホンで聞かれる方がほとんどだと思いますが、iPhone7以降イヤホンジャックが廃止されたスマホが多く、最近はBluetooth接続のワイヤレスイヤホン、特にケーブルがまったく無い完全ワイヤレスイヤホンが人気です。この分野は今各社が数多くのモデルを発売しており、技術もどんどん進歩しています。値段も5千円以下から4万円代のものまであり、値段が多少高くても性能が良ければ売れる商品(AppleのAirpots proは実売価格約3万円しますが、想定外に売れて人気となり増産を決めたようです)として各企業が開発に力を入れはじめています。音響メーカーだけでは無くApple、Google、Amazon等も自動翻訳ができるウェアラブル端末として開発しているそうです。

私も2年くらい前にamazonで5千円くらいの完全ワイヤレスイヤホンを購入したのですが、音質、接続、およびバッテリー持ちの悪さで使用をすぐやめてしまいました。しかし今年の9月にAVIOTの「TE-D01d」を購入し愛用していますが、音質が良く、接続も途切れず、単体で連続9時間、充電ケース使用で100時間!(しかもモバイルバッテリーとして使用可能)も連続再生可能と驚きの進化をしていました。

そのTE-D01dの後継機種「TE-D01d mk2(以下mk2)」が2019年12月28日に発売され購入したのでレビューしたいと思います。全体的には前機種をブラッシュアップした作りとなっています。

早速ですがmk2の良いと感じたところとイマイチと感じたところです。尚、気になる音質と装着感はエージングを行った後、改めてレビューいたします。

良いと感じたところ

・イヤホン本体と充電ケースの仕上げが綺麗
・連続再生可能時間が伸びた(イヤホン本体で最大11時間、充電ケース込みで最大120時間)
・外音取り込み機能が追加された
・充電ケースはモバイルバッテリーとして使用可能
・充電ケースがQi充電対応になった

イマイチと感じたところ

・充電ケースが一回り大きくなり携帯に不便になった
・イヤホン本体の操作が物理ボタンからタッチセンサーとなり誤動作が増えた
・他社製イヤーチップに交換すると充電ケースに入らない可能性がある

開封

開封していきます。外箱の蓋がマグネットで留められていて大変開けやすい。外箱も手を抜かないところに好感が持てます。

中にイヤホンと充電ケース、付属品として

  • USB Type C ケーブル
  • 収納ポーチ
  • 紛失防止用ストラップ
  • 標準イヤーチップ S/M/L
  • Spinfit CP355 SS/S/M
  • ウレタンフォーム S/M
  • イヤーウィング 2色

イヤーチップがこれだけ付属されて前機種と同価格帯となっていることに驚きです。イヤーチップで音質が変わるので、これだけ付属していれば耳にフィットするものが見つかると思います。運動していてイヤホンが外れても無くさないよう、紛失防止用ストラップが付属されています。

イヤホン本体と充電ケースの仕上げが綺麗

前機種も綺麗な仕上げだったのですがmk2はさらに質感が向上されています。イヤホン本体は淡く輝く塗装が施され、金色とのアクセントがかっこいいです。

充電ケースも手触り良く指紋もつきにく特殊コーティングが施されています。

1万円台の完全ワイヤレスイヤホンは競争が激しく、他のメーカーがコストダウンを図るためプラスチック剥き出しで高級感が無いのに対し、mk2は質感で差別化しています。最近は完全ワイヤレスイヤホンの試聴コーナーに女性も多くいますので、製品の質感も大事になってきていると思います。

連続再生可能時間

前機種の再生可能時間がイヤホン本体で9時間、充電ケース込みで100時間とこれでも十分で一度も充電切れを起こしたことは無いのですが、mk2はさらに伸びてイヤホン本体で最大11時間、充電ケース込みで最大120時間となっています。海外旅行に持って行っても全然大丈夫そうですね。

外音取り込み機能が追加

mk2より待望の外音取り込み機能が追加されました。イヤホンで音楽を聴いていて突然他の人に話しかけられてもイヤホン上部のボタンを押せばマイクから外音を取り込んで会話できるようになりました。右側イヤホンの上部ボタンを押せば音楽停止、左側イヤホンの上部ボタンで音量が下がり「アンビエントマイクオン」のアナウンスが流れて外音取り込み機能がオンになります。できれば今後のアップデートで音量が下がらずに外音取り込みができるようになるといいな。

充電ケースはモバイルバッテリーとして使用可能

モバイルバッテリーとして、いざという時に頼りになります。

充電ケースはモバイルバッテリーにもなり、iphone8を1回充電できる容量があります。これがあると別にモバイルバッテリーを持って行かなくよく荷物を減らせるので便利です。

充電ケースがQi充電対応になった

ワイヤレス充電対応

mk2より充電ケースがQi規格のワイヤレス充電に対応しました。充電器に置くだけなので楽チンです。

充電ケースが一回り大きくなり携帯に不便になった

ここからイマイチと感じた点です。まず充電ケースが前機種より一回り大きくなりました。また前機種の充電ケースは角が丸みを帯びていてジーンズのポケットに入れても邪魔に感じなかったのですが、今回は大きくなり四角いのでジーンズのポケットには入れづらいと思います。これは充電容量アップに伴い致し方ないことかもしれませんが、個人的には充電容量はここまでいらないので前機種並の大きさにしてほしかったところです。

イヤホン本体の操作が物理ボタンからタッチセンサーとなり誤動作が増えた

イヤホン本体側面にタッチセンサー、上部に外音取り込み用の物理ボタンを配置

音量や曲のスキップ等をイヤホン本体で操作できます。前機種はイヤホン本体側面の物理ボタンを押して操作していたのですが、mk2はタッチセンサーに変更されました。物理ボタンだと操作する時耳の奥に押し込むことになるので嫌な人も多かったと思います。タッチセンサーだと軽く触れればいいので耳が痛いことは無くなりましたが、意図しない時に触って音楽が止まったりすることが多くなりました。まあ、これは慣れれば誤動作も少なくなるかと思いますが、今後のアップデートでイヤホン本体上部の外音取り込みボタンでも音量の変更等が出来るようになればいいなと思います。

他社製イヤーチップに交換すると充電ケースに入らない可能性がある

前機種で愛用していた他社製のイヤーチップ「AZLA SednaEarfit Light Short」を装着したところ、充電ケースに収まらず充電できませんでした。お気に入りだっただけにちょっとショック。イヤーチップで音質が結構変化し自分にあったものを探すのも楽しみの一つなだけに残念です。付属品以外のイヤーチップを購入する際はお店で試してみた方が無難です。

まとめ

mk2は前機種と変わらない値段でここまで機能や質感をブラッシュアップしているので評価に値すると思います。外音取り込み機能はやっぱりあった方が便利です。2020年にはアプリが配信され、イコライザーや各種ボタンの操作変更、ファームウェアのアップデート等ができるようになるみたいで楽しみです。

次回は気になる音質と装着感をレビューいたします。それではまた。

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