AVIOT TE-D01d mk2 レビュー ②

2020年1月10日

AVIOT 「TE-D01d mk2(以下mk2)」のレビュー2回目、今回は装着感と音質のレビューです。

装着感

装着感は音質と並んで重要だと思っています。いくら音質がよくても自分の耳に合っていないと気になったり耳が痛くなったりして長時間使用できない場合があります。お気に入りの音楽をお気に入りのイヤホンで聞きたいですよね。

前機種との比較です。イヤホン本体の大きさは前機種と同じくらいです。もう少し薄くなるといいなと思うのですが、その分内臓バッテリーの容量を上げ長時間再生を可能にしているのでしょうがないか。mk2は耳に当たる部分の設計をいちから見直し、前機種に比べフィット感が向上しています。実際に3時間ほど連続で使用してみましたが、耳が痛くなることはなかったです。耳の形状にフィットするということは遮音性の向上と音漏れが低減されていると思います。

mk2は前機種に比べ耳に入るノズルの部分が長くなっていて、その分イヤーチップが短くなっています。そのせいで前機種で装着していたイヤーチップが使用できない可能性があります。私の場合前機種に装着していた「AZLA SednaEarfit Light Short」をmk2に使用したら充電ケースに収まらず充電ができませんでした。耳に入れてもイヤホン本体が奥に入らないため装着感が良くないです。イヤーチップはmk2に数種類付属されているので困ることはありませんが、イヤーチップを色々試して自分好みの装着感や音質を探すのも楽しみの一つなので、今度ショップに行って合うものを探したいです。今回はとりあえず付属品のSpinFit CP355 Mサイズをチョイス。

音質

mk2を初めて聞いた時、高音が刺さり気味な印象だったので20時間のエージングを行いました。

使用したのはiosアプリの「オーディオエージング」です。エージング用のピンクノイズを再生し時間も設定できます。今回は8時間を2回、通常の音楽再生を4時間、計20時間のエージングを行いました。

再生機器はiphone8、コーデックはAAC、音量50%、ストリーミングサービスのSpotifyを使用しての感想です。

エージング後、高音の刺さりは無くなりました。音質は前機種と同じ傾向で全体的にフラットな印象。どんな曲でも合うと思いますが、どちらかと言えばJ-POPみたいな曲向きかな?ボーカルの音が前面に出て気持ちいいです。King Gnuの「Teenager Forever」を聞きましたが演奏のキレ、アコースティック部のしっとり感、どちらもいい感じです。前機種と比べて低音もでていると思いますので重低音が好きな人も楽しめると思います。

このPV、大好き!

まとめ

装着感、音質ともに前機種より向上していると思います。これに外音取り込み機能等も追加されているので、1万円前後の完全ワイヤレスイヤホンではかなり満足できる機種ではないでしょうか?今後mk2に合うイヤーチップが見つかったら報告します。

それではまた。

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