【5000円以下】TaoTronics SoundLiberty 53【左右同時伝送】

2020年5月10日

こんにちは!masaです。

GW真っ只中、例年なら気候も良い季節なので国内や海外にお出かけする方が多いと思いますが、今年はコロナでずっとお家で過ごしておられる方がほとんどかと思います。コロナのばっか野郎!

と言っていても仕方がないので、今年はお家でできる趣味で楽しみましょう。で、音楽に興味あって完全ワイヤレスイヤホンを探しておられる方もみえるかと思います。完全ワイヤレスイヤホンもamazon 等で2〜3千円の中華イヤホンから、AppleのAirpods pro等の3万円を超えるハイエンド機種まで数多くの機種があり、何を買おうか悩まれていることもあると思います。

先日ご紹介したTechnics EAH-AZ70W等の最新ハイエンド機種の性能は素晴らしく良いのですが、やはり高価なので完全ワイヤレスイヤホンを初購入される方は購入を躊躇されるかもしれません。しかし、最近は技術の向上で安価な完全ワイヤレスイヤホンも接続安定性・音質が良いものもあります。

今回は安価で性能も良いブランドの代表格、TaoTronics社の「SoundLiberty 53」(以下SL53)をご紹介いたします。

以前、当ブログでTaoTronicsの「Soundliberty79」(以下SL79)を紹介しています。こちらもコスパの良い商品で当ブログでも一番閲覧数が多く、改めてTaoTronics商品の関心の高さが伺えます。

今回ご紹介するSL53は以前より5千円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中で音質に定評のあったモデルで、今回Airoha"AB1532″チップを搭載し、"MCSync"技術により最先端クラスの接続安定性を誇る"左右同時伝送"にも対応した改善版モデルとなっています。

カラーバリエーションもブラックとホワイトがあります。今回はブラックを購入しました。

それでは早速レビューいたします!

開封

TaoTronicsおなじみのホワイトとオレンジを基調にしたパッケージ。商品のイメージが透明でデザインされているところ等、シンプルながらもおしゃれですね。

商品内容物です。本体、充電用ケーブル、交換用イヤーチップといたってシンプル。

充電ケースは楕円で丸く、ツルッとしたデザインとなっています。本体前面の4個のインジケーターで充電ケースの電気残量を確認できるようになっています。

イヤホン本体はこのように収まっています。充電ケースとイヤホン本体はマグネットで固定さてますので、逆さにしても落ちることはないです。イヤホン本体についているビニールは放電防止なので最初に剥がして使用してください。そうじゃないと充電できません。

イヤホン本体です。AppleのAirPodsみたいに受信部が長くなっています。その分受信安定性は良さそうです。Bluetoothで接続されているときはインジケーターが青く点滅しています。

Airpodsはインナーイヤー型ですがSL53はカナル型なので、イヤーチップを交換することで遮音性と装着を調整可能です。ただSL53のイヤーチップが独特の形状をしていて、手持ちの他社製イヤーチップに交換したら充電ケースに収まらなかったので、イヤーチップの交換を考えているのなら注意してください。

完全ワイヤレスイヤホンの中では比較的大型な筐体かと思いますが、装着感は思ったほど悪くないと感じました。TaoTronicsのマークが付いている部分がタッチボタンとなっており、タップする回数により曲の再生と停止、音量、曲戻しとスキップ、siri等の音声アシスタント呼び出しが可能です。

付属のイヤーチップのサイズはXS/S/M/Lの4タイプ。

充電用ケーブルはUSB-TypeB。今はType-Cが主流なのでちょっと残念。だけど使用可能時間が長く毎日充電しなくても良いと思うのでType-Bでも不便とは感じないと思います。

SL53 レビュー

いつものように良いと感じたところとイマイチと感じたところです。

良いと感じたところ

・量感のある低音とバランスのとれた中高音の音質
・最先端クラスの接続安定性を誇る"左右同時伝送"
・圧倒的コストパフォーマンス。クーポン利用で4千円以下で購入できるかも!?
・バッテリー持ちの良さ
・IPX7の防水性能でスポーツやお風呂で使用可能

量感のある低音とバランスのとれた中高音の音質

SL53は以前より重低音が強化されたモデルで、この改善版にもそれが引き継がれており、以前紹介したSL79のフラットな音質より、よりハードロックやヘビーメタル系と相性の良い音質になっていると思います。かといって”重低音モンスター”でズンズン鳴らすだけではなく、ちょっと大きめな筐体から鳴る量感のある太い低音です。中高音域も低音に埋もれることなくバランスのとれた音質です。

SL53と相性の良かった曲の一つが最近良く聴いている秋山黄色の「モノローグ」。今年ブレークしそうな要注目アーティストです。うねりのあるベースと歯切れの良いドラムとのリズムセクションの響きが量感のある太いサウンドで、かっこ良いギターリフと力強いボーカルの土台となっていて骨太なロックを聴かせてくれます。

最先端クラスの接続安定性を誇る"左右同時伝送"

改善版のSL53ではAiroha"AB1532″チップを搭載し、"MCSync"技術により最先端クラスの接続安定性を誇る"左右同時伝送"に対応したモデルとなっています。

一般的な完全ワイヤレスイヤホンは「リレー伝送」といって左右どちらかの本体が親機となりデバイスと接続し、もう一方は子機として親機と接続されます。「左右同時伝送」は左右どちらかを親機にすることなく、それぞれのイヤホンがデバイスから直接同時に受信するため、音飛びや遅延が軽減されます。この方式はハイエンドイヤホンのTechnics EAH-AZ70Wにも採用されています。接続の安定性は良好で音飛びは今のところありませんし、ケースから取り出すとすぐにデバイスと接続されます。YouTubeの視聴でも音の遅延はあまり感じません。あと、片方のイヤホンだけで使用することも出来ます。

圧倒的コストパフォーマンス。クーポン利用で4千円以下で購入できるかも!?

SL53は5千円以下とコスパが高いモデルですが、TaoTronicsはamazonで割引クーポンを付けていることが多いので通常より安く購入できることができることが多いです。さらにLineでTaoTronicsを友だち登録するとamazonの割引と併用可能な割引クーポンが発行されることがあり、タイミングによっては4千円以下で購入できますのでチェックしてみてください。

バッテリー持ちの良さ

SL53は本体で6時間、充電ケース込みで40時間使用可能と十分なバッテリー性能があります。充電端子がUSB-TypeCではないので充電に時間がかかりますが、通勤時に使用するだけなら1周間に一度充電すればいいので不便に感じないと思います。

IPX7の防水性能でスポーツやお風呂で使用可能

IPX7の防水性能がありますので突然の雨やスポーツの使用はもちろん、お風呂での使用もOKです。

イマイチと感じたところ

・他社のイヤーチップに交換すると充電ケースに収まらない
・ケースが丸く表面がツルっとしていて落としそうになる

他社のイヤーチップに交換すると充電ケースに収まらない

イヤーチップの交換により装着感や音質の変化が楽しめるので結構頻繁に交換することが多いのですが、SL53はイヤーチップの形状が独特で交換すると充電ケースに収まらなくなりました。付属イヤーチップのサイズがXS/S/M/Lと4種類あるし音質も良いので困りはしないのですが、いろいろなイヤーチップを試すことも楽しみの一つなのでちょっと残念です。

ケースが丸く表面がツルっとしていて落としそうになる

SL79もそうですが、充電ケースが丸っこくて表面がツルッとしてるので、手から滑って落としそうになることがありました。まあ、落とさないように注意すれば良いだけですけどね。

まとめ

最近の完全ワイヤレスイヤホンは性能向上が著しく、ハイエンド機種のノイズキャンセリング機能や音質はすばらしいと思います。しかし、それに伴って値段もどんどん上がってきていて3万円以上するものも多くなっていて、今後もこの傾向は続くと思います。一部のオーディオファン以外はなかなか高額なイヤホンを購入できないのではないのでしょうか?しかし、この商品のように安価な完全ワイヤレスイヤホンも性能がどんどん向上していて、コスパが良い商品が発売されることはありがたいなと思います。私個人も安価でも良さそうなものは購入し紹介していきたいと思っています。在宅勤務の方も完全ワイヤレスイヤホンが一つあると仕事が捗りますよ!

それでは、また!

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